英雄三国志 ~ホビージャパンのシミュレーションボードゲーム

小説、マンガ
アニメや映画などでも
楽しめる三国志。

これを読んでいるあなたも
何らかのメディアで
三国志に触れたことは
あるんじゃないでしょうか。


スマホゲーやyoutubeなんかでも三国志に触れる機会アリ!? 上図はスマホゲーの三国志覇道公式サイトより

そして今回紹介する
ボードゲームは

1987年に
ホビージャパンから
発売された

英雄三国志です!

三国志のボードゲームは
色々発売されていますが

本作は
どちらかというと
難易度の高い部類かな?

いや、言い換えれば
より高度な頭脳戦が楽しめる
ボードゲームとも
言えます!( ゚Д゚)

そんな英雄三国志の
概要とか魅力なんかを
解説していきますよ~。

目次
・英雄三国志の概要やルール説明
・英雄三国志の面白い点や注意点
・英雄三国志は入手可能か?

英雄三国志の概要やルール説明

三国志の英雄となって

土地を取ったり
取られたりしながら
中国制覇を
目指すゲームです。(言い方)

概要は以下の通り。
ゲーム名:英雄戦国時代
ジャンル:国盗り系シミュレーション(戦略級)
人数:4~9人
プレイ時間:2~5時間

三国志が題材なので
ボードは勿論中国地図!


A2サイズぐらい?

三国志好きなら
これ見るだけでも
テンション上がりますよね(´∀`*)

更にユニット総数800枚!
武将も勿論あります。


この武将(ゲーム中ではリーダーと呼ばれます)の能力はこんな感じか……とか確認しつつコマやボードを眺めているだけでも満足度が高いですw

ゲームの流れは
大きく3つ。

他の勢力と
様々な交渉を行う
【1】外交セグメント

各プレイヤーが
戦闘や内政を行う
【2】プレイヤーセグメント

メインセグメント的な。

以上の処理が
全て終了したら最後に行う
【3】ターンセグメント

基本的にマーカーを次のマスに進めるだけなので簡単!一定ターンが来たら、ここで終了orまだ続くかの判定も。

で行われます。

外交セグメントは
基本的にシナリオに
設定されている
オーダー順に行います


上図だと董卓、劉焉、劉表の順ですね。

以下の3つを行ったら
次のオーダーに交代!

他国との同盟や和平を試みる
1-1:交渉フェイズ
※交渉のカードを
持っている場合のみ可能

皇帝に対して忠誠や反逆を行う
1-2:忠誠フェイズ

皇帝や皇帝支配プレイヤー限定で
他プレイヤーに
官位を与えることができる
1-3:任官フェイズ
に分かれています。


官位がもらえると人徳という数値がアップ! 人材登用などで有利に働きます。丞相なんかは曹操や諸葛亮でお馴染みの官位ですね。

外交セグメントが終わったら
プレイヤーセグメント
ですが

こちらは
順番カードというもので
ランダムに決定されます。

各勢力2枚入っていて
うち1枚はイベント付き。

イベントは豊作や
疫病といった
即解決しなければ
いけないものや

交渉や移動など
ストックしておけるものまで
様々です。

順番が来たプレイヤーは
2-1:イベントの処理(なければ無視)
2-2:移動や戦闘
2-3:戦闘後に更に移動(再配置というやつですね)

を行います。

要所を防衛するために
兵を集めるも良し

落としたい土地の近くに
移動させるのも良し

順番がいつ回ってくるかが
分からないので
その辺も考えつつ
兵を配置しましょう

プレイヤーセグメントは
やっぱり
戦闘が見どころですね。

小規模な白兵戦
通常戦闘に遊撃軍
水軍etc…多様な戦闘があり

どんな武将を使うか
兵の配置はどうするか等が
腕の見せ所!

兵力は勿論重要ですが

三国志らしくリーダーの能力が
重要なのも熱いポイントですね。


知将、猛将、色々アリ。バランス良く配置できれば無敵!?

ちなみに1戦力は
3000人の兵と
ほぼ同数の輸送部隊で
構成されているらしいです。

スケールが大きい∑(゚д゚)

話しを順番カードに戻して。

順番カードには1枚だけ
内政整備という
カードが入っていて

これが出たら
全員がオーダー順に

2-A:資金を支払って兵の維持
2-B:徴兵
2-C:税収
2-D:武将(リーダー)の登用

を行います。


みんな大好き給料タイム!でも凶作イベントで税収が乏しくなってからの内政整備は恐怖……(´;ω;`)

ここはリーダーの登用が
盛り上がりどころですね~。

みんな1枚だけランダムに
登用できるのですが

優秀なリーダーを引いたら
目の敵にされるケースもw


趙雲……いいよね……。

以上を繰り返して

シナリオで設定された
ターン数が
経過していた場合は

【3】のターンセグメントで
サイコロを振り
4~6が出た時点で
ゲーム終了となります。


いつ終わるから分からないから、最後の突撃大作戦はリスキー!?

こんな感じで
ちょっと複雑ですが

ボードにも手順は
書いているので
確認しやすいですし

慣れは必要ですが
1つ1つ処理していけば
そう難しくはないかと!

英雄三国志の面白い点や注意点

他国や中立軍、蛮族と
どう付き合っていくか
といった
外交交渉は勿論

資産の管理
兵や人材の運用
などなど。

国盗り系の魅力が
たっぷり詰まっているのは
面白い点ですね。

例えば英雄戦国時代は
戦闘をシンプルにして
外交交渉メインで
楽しめるような方向性ですが

英雄三国志は
交渉は勿論

兵の維持費や
お金の管理なども必要

時には疫病や不作といった
不慮のトラブルにも
対処しなければいけません。


お金は城や道路の修繕、交渉材料、徴兵など様々な用途に使えます。逆に自勢力の道路や城を焼き払うことも可能。敵に取られるぐらいなら、そんな選択肢もアリ!?

更に前述した人徳というものもあり
善政をすると上昇
逆だと下降なんて要素も。


人徳は主に人材周りのイベントで威力を発揮。逆に低いとリーダーが裏切ったりする時もあります……。

また、自身が帝に対して
忠誠状態か謀反状態かで
味方や敵になり得る勢力が
予想しやすいですし


董卓が暴政を強いていた時代は分かりやすい忠誠、反逆の図ですね。帝に忠誠状態(ルール上は)の董卓と、朝廷に謀反状態となる反董卓連合軍たち。

何なら自分が帝を排して
皇帝になることも。


条件はありますが自称皇帝や王を名乗ったりも可能。勝利する際の得点に影響しますが一部勢力から反感を買う可能性も……。

皇帝になると他プレイヤーに
人徳が上昇する官位を
与えることも可能になるので
いい交渉材料になりますね。

でも
悪いことばかりしていると
王や丞相から糾弾されて
人徳が下がる危険も。

こんな感じで
より多彩な外交ができる
下地が整っています。

複雑なんだけど
これが面白い!

シミュレーション全般の
例に漏れず

これを面倒と感じるか
ワクワクするかで
適正が分かれるのは
間違いありません(;´∀`)

そんな英雄三国志ですが
いくつか注意点もあります

まずは
プレイヤー全員が
ある程度ルールを
理解していないと
辛いと思われる点

ゲーム中の思考力は
ルール把握に割くより
戦略や交渉に
使いたいですもんね(´∀`*)

なのでプレイ前に全員が
ルールブックを
読んでおきたい所です。


流石に完全に覚える! というのは難しいと思いますが、目を通しておくだけでも大分違うはず!

あと
ユニット数が多いので
セットアップが
大変!(´;ω;`)

沢山のリーダーの中から
特定のリーダーを探して
配置するのは
地味に大変です(苦笑)


でも沢山の武将を眺めるのは楽しいんだよ……。セットアップ憎いッ!でも好きッ! ……みたいな複雑なキモチ。

そして大型ゲームだけに
時間をしっかり
確保しておくことも大切
ですね。

箱の裏には
プレイ時間
2~5時間とありますが

初プレイだと
プラス2~3時間は
考えておいた方がいいかも。

時間がかかりすぎて
また後日! となった場合は

ボードをそのままにしておくか
スマホ等で写真をとっておいて
後日再構築なんて
荒技もできそうです

でも、あくまで
最終手段としたいですね(;´∀`)

以上のことを把握しておけば
より楽しくプレイすることが
できると思われます!

正直、三国志をテーマにして
本格的な国盗りゲームができる
ってだけでも価値のある作品です。


同意してくれる方は結構いるはず!

三国志好きの方には
ものすごくおススメしたい!

そんなボードゲームであることは
確信していますよ。


ルール把握やセットアップのデメリットも三国志好きなら世界を把握する本が読める上に武将をたくさん眺めながら準備ができるというご褒美でしかないw

英雄三国志は入手可能か?

何分古い作品なので
やはり絶版です……(´;ω;`)


知ってた!(´;ω;`)

なので入手するには
オークション
良い方法となり得ますが

相場は
美品で1万円

ジャンク又は
内容物が足りないかも版で
5000円ぐらいが
相場となっていました。


ヤフオクより

手が届かない
わけじゃないけど
ちょっと躊躇しちゃう
価格帯だなあ(;´∀`)

もし、この記事を読んで
興味を持っていただけたなら
購入を検討してみて下さいね

以上
ホビージャパンの
シミュレーションボードゲーム
英雄三国志の紹介でした!

めも(・ω・)==========
英雄三国志は敷居ちょい高めだけど
三国志好きが集まって遊ぶには
至高のゲーム!

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