コレを押さえればバッチリ!? ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)と二次創作の注意点

前回の補足!
ということで

今回は
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(略称WotC)
のダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)
に関する二次創作の
ガイドラインを補足していきます!

前回の記事は
こちらをご覧ください。
TRPGと二次創作~やっていいこと悪いこと


さて、D&Dの
ガイドラインですが

こちらがWotC社から
告知されている
ガイドラインです。

ガイドラインURL(ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシー)
https://company.wizards.com/ja/legal/fancontentpolicy

難しい言葉で
書かれていないので
比較的理解しやすいのが
有難いですね。

目次
・WotCがOGLとSRDのpdfをリリースして我々に道を示してくれた(怪文)
・OGLを遵守するならこんな使い方はどうだろう?
・D&D関係の設定が使える! もう1つの選択肢とは!?
・OGL準拠でいくか? DMsGuildで出すか?

WotCがOGLとSRDのpdfを
リリースして
我々に道を示してくれた(怪文)

特に重要な点は
ガイドラインページにある


WotC社ファンコンテンツポリシーのページ

で、ウィザーズ社のIPって正確にはなに?

ウィザーズ社のIPを全て使うことができるのですか?

の2項目だと思われます。

ここに記述されている
D&D Open Gameing License
オープンゲーミングライセンス
(略してOGLと呼ばれることも)が
ポイントで

こちらパブリック
著作権ライセンスの
ルール全般です。

D&Dも、これをベースに
作られていますよ。

で、そのOGLを元に
作られた
TRPGの基本ゲームシステムが

SRD、正式には
Systems Reference Document
システム リファレンス ドキュメント

と呼ばれており

2023年現在は
第5.1版まで出ています。

OGLとSRD
どう違うの?
という質問に対しては

OGLが文字通りライセンス
SRDが
具体的にドキュメント化(文書化)
したもの
ということになるのかな。

SRDは全文英語ですが
こちらからpdfファイルを
ダウンロードできますよ。

https://dnd.wizards.com/resources/systems-reference-document


Systems Reference Document (SRD)ダウンロードページより。クリエイティブコモンズを含む版と、OGLを含む版があります。OGL版は、序文にD&Dや、その他WotC社が権利を持つものが書かれています。有料配布する場合は、これらの表現が使えないので注意!

pdfは
Googleドライブに保存して
Googleドキュメントで開き

ツールタブから
「ドキュメント翻訳」を
選択すれば
ざくっと翻訳が可能です。


SRDを翻訳した例。エルフが妖精になったりしますが、まあ分かるw 多少怪しいけど、これで読解が大分捗りますよ! 翻訳したファイルを保存して英語版と見比べてみましょう。

このSRDって
中身を確認したら
種族、クラス
スキルや判定方法
呪文etc……

諸々がカバーされていて
ほぼD&Dです。


SRD-OGL_V5.1より。アイテムや宿代まであるよ!

これらを使って
ダンジョン探索の
シナリオや

モンスター討伐の
シナリオなんかも
作れますね。

ただ
1つ大きな注意点が。

それは
OGL版SRDの序文に書かれた
権利を持つ単語を
使ってはいけない

という点です。

全部英語なので
見落としがちですが
よく見ると

ダンジョンズ&ドラゴンズ
そのものの名や

フォーゴットンレルム
(D&Dで有名な世界)

ビホルダー
(前回の記事で紹介したモンスター)

といった単語も!


SRD-OGL_V5.1の1ページ目より

D&Dという単語自体を
使えないのは痛いですが

要はWotC社が展開している
D&D含む世界固有の
単語は使っちゃダメ!

ということですね。

仮にD&Dの名前で
販売する場合は

ファンコンテンツのライセンスで金銭を得る場合には、事前に私たちの許諾を受ける必要があります。
※ガイドラインページより引用

となるので
別途許諾を得たらOK。

【D&Dシナリオ】ではなく
OGLに沿った
【第五版シナリオ】
として販売することは
許諾無しでもOKと思われます。


目立ちすぎるとウィザーズ社から連絡来るかも……いや、たぶん大丈夫?

それでいて
ビホルダーや
フォーゴットンレルムなど

D&D特有のモンスターや地名
その他特有の諸々は
使用厳禁です。


これ使っちゃうとWizards of the Coast 社のProduct Identityに抵触するので【第五版シナリオ】でもアウトです。※webページのウィザーズ社のIPって正確にはなに? を参照。

なので基本的に
SRDを参照しつつ

ドキュメント内にある
D&D固有の単語に
触れなければOKです。

OGLを遵守するなら
こんな使い方はどうだろう?

言い換えれば
D&D世界固有の
単語を使わなければ
大丈夫
ということなので

例えば
フォーゴットンレルムにある
ウォーターディープという都市を
舞台としたシナリオ

……は、アウトですが

どこかの世界の
どこかの都市を
舞台としたシナリオ

は、セーフです。

そして、【D&Dシナリオ】
として販売してはいけません
【第五版シナリオ】
ならOKです。


何か法の抜け穴をかいくぐって販売している気分に(;´∀`)

登場するモンスターも
D&D固有のものを省けば
自由に使えます。

例えばゴブリンや
ドラゴンなんかは
OKですね。


SRD-OGL_V5.1より。267pあたりから紹介されています。

プレイヤーやNPCも

人間、エルフ
ドワーフといった
基本的な種族は
全く問題ないですし

ハーフリングも大丈夫。

ファイター、クレリック
ソーサラーなんかも
勿論使えます。


SRD-OGL_V5.1より。ドキュメントの序盤あたりに種族とクラスは書いてあるので参照してみてください!

こう考えると
意外と自由に
二次創作は
できそうです。

また、youtubeや
ブログなどの
【広告収入】もOKですし

【寄付】として
頂くことも許容されます。


投げ銭OK! ここ、かなり寛容ですよね。ありがたい。シナリオ販売で寄付という体裁なら或いは……。

D&D関係の設定が使える!
もう1つの選択肢とは!?

それでも
フォーゴットンレルムの
舞台を使って
シナリオを作りたいんだ!

キャリオン・クロウラーと
戯れたいんだ!

と、考えるかもしれません。

安心してください。

それを可能にする
Dungeon Masters Guild
ダンジョンマスターズギルド

というサイトがあります。

WotC社が自社で運営している
D&D専用の電子書籍サイトです。

DMsGuild:Dungeon Masters Guild
https://www.dmsguild.com/


DMsGuildトップページ

今のところ
英語のみの対応ですが

翻訳機能を使えば
何とか閲覧は
できるんじゃないかと。

二次創作において
重要な決まり事も
こちらで確認が可能です。


Dungeon Masters Guildページ下部のFAQ等を参照。ここも英語ですが翻訳を使えば読むことができます。

かどさんも
がんばって
読んでみました。

完璧かと聞かれると
自信ないですが
重要と思われる点を以下に
挙げておきますね。

・フォーゴトンレルム、レイブンロフト、エバロン、ラヴニカ、セロス、アルカビオス(ストリクスヘイヴン)、スペルジャマー、ドラゴンランスの設定が使えるよ。

D&Dだけじゃなく
WotC社の
マジックザギャザリングの
世界も使ってOKみたいです。

・NPC、モンスター、マジックアイテムなどは、サードパーティのライセンスが無い場合は大体使用可能。分からない場合はdmsguild@roll20.net まで問い合わせてね。

例えば
マジックザギャザリング等で
時々ゴジラとか他作品との
コラボがありますが


その辺はサートパーティのライセンスが
絡むから使用は控えてね
ということだと思われます。

ビホルダーや
キャリオンクロウラーが
使えるぞバンザーイ!(∩´∀`)∩

上2点WotC社公式ページより

・D&Dの古いバージョンの二次創作はダメ。第五版か、現行版のコンテンツにしてね。
クラシック版やAD&Dみたいな
古いやつだと権利が
他社になっちゃうから
だと思われます。

・コミック、小説、アプリなどはダメ。あくまでD&Dのサプリやプレイエイド系としてリリースしてね。

・幾つかの公式アートも使えます!詳しくはFAQのロゴとアートワークに関する質問の項を。

DMsGuildのFAQページより。太っ腹!

・表紙にDMsギルドのロゴを張ってね。ロゴとアートワークの項にあるので。

同サイトよりDMsGuildのロゴ。

・その代わり収益の50%を頂くね。
ここが大きいですが
しっかり公認が得られるなら!

以上。

これはもう
OGLとは別物と考えても
良さそうですね。

OGL準拠でいくか?
DMsGuildで出すか?

DMsGuild
英語だけのサイトなので
日本では
イマイチ活発とは
言い難いです。

とはいえ
日本語でリリースも可能!


DMsGuildでjapaneseと検索したら若干ヒットしました

売り上げの50%を
許容できるなら

公式設定を使えるし
世界中のD&Dファンにも
見てもらえる
チャンスがある

選択肢としては
十分にアリですね。

一方、日本では
BOOTH
Dlsiteなど
二次創作が
活発な場があります。


コミケもね!

そいうった場での発表なら
OGL準拠で作成するのも
いいと思います。

D&D(又は第五版)の
二次創作は

どちらにせよ
WotC社が
しっかりと法整備をして

二次創作者に
選択の自由を
与えて下さっている
印象でした。


言い換えれば
ファンを大切に
してくれているんだなあと。


ここまで準備するのも
大変なことですし。

OGLかDMsGuildか。
しっかり考えて

安全安心な
二次創作を心がけたいですね。

めも(・ω・)===========
D&Dも第五版も
ルールを守って二次創作!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です