TRPGと二次創作~やっていいこと悪いこと

最近かどさんは
TRPG熱を再発させています

D&D買っちまった(/ω\)

今は家にいながら
ネットでも遊べるので
便利ですよね


どどんとふで何回か遊んだことがあります(`・ω・´) 今はユドナリウムあたりがいいのかな?

最近はみんなで集まると
ボドゲが殆どですが

学生時代なんかは
TRPGをしている率の方が
圧倒的に多かったですね


当時はD&Dとクトゥルフがメインで、ワースブレイド、メタルヘッド、指輪物語、ソードワールド、ロールマスター、ルーンクエスト、ブルーフォレスト、大活劇etc……色々やったなあ。上図はD&D赤箱。

当時はスタートセット買って
後はシナリオ自作!

ほぼ毎週遊んで
ゲームマスター(以下GM)は

みんなで交代して遊んだり。
懐かしいなあ。

GMをするときは
みんな自前で
シナリオを用意するのですが

これが各自の
性格が出ていて面白い!

すごく緻密なやつ
ざっくりなやつ
どちらも楽しめたし

笑えるギャグ系シナリオや
ファンタジーなのに
クトゥルフ的ホラーものもあり。

どこかで見たような
映画っぽいのも
かなり盛り上がった
記憶がありますw

7人の侍、いいよね……。

最近はネットで
無料や有料で配布があり
ネットなどで
気軽に入手できる時代です。

そんなオリジナルシナリオって
その作者毎の
独特な発想を感じられて
面白いですよね。

そうなると
やっぱり自分も
作りたくなってくるんです。


そして、あわよくば生活費の足しにしたい!

でも権利って
大丈夫なのか?
とか

作成の際に
気を付けるべき点は
あるのか?
とか

ネット社会だからこそ
気をつけなきゃいけないことって
あるんじゃないのかなと。

例えばマンガ等の同人誌って

版元がOK!
って言ってくれている
作品もあれば
NGな作品もあったり

ほんとはダメだけど黙認。
だから聞かないで……
っていうのが殆どだったり。

今回は
そんな二次創作
特にTRPG関連の
二次創作について調べてみたので

自分自身の備忘録を兼ねて
あなたにも情報を
シェアしたいと思います!

正直完璧とは言い難いですが
しっかり理解して
安全安心の
二次創作を行いたいですね。


権利を理解、大切(`・ω・´) 今回はシナリオを配布する場合はどうするか、をメインに考えていますが、二次創作はそれ以外にもリプレイ、小説は勿論フィギュアや音楽なども含まれます。

目次=====
・まずはコレ! TRPG二次創作活動ガイドライン
・D&Dは少しややこしい(;´∀`)
・その他のメーカーや作品は、どうしたらいいのかな?

まずはコレ!
TRPG二次創作活動ガイドライン

まずは検索で
めぼしい知識から……

と、調べている過程で
TRPGを出版している
大手数社が

二次創作活動のガイドラインを
2021年に作成済みでした!


株式会社アークライトホームページより二次創作ガイドラインの一部。

ガイドラインのURLも
貼っておきますね。
http://www.arclight.co.jp/trpg-rights/

参加企業は
株式会社アークライト
株式会社KADOKAWA
株式会社グループSNE
株式会社新紀元社
有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ
冒険支援株式会社

と、錚々たる顔ぶれ!

これだけの企業が
ガイドラインを設けて
協賛しているのは
かなりの安心に繋がります。

肝心の内容ですが

・無料で配布する分には自由にしてOK。

・権利表記はお願いします。 例) (C)Group SNE 「ソード・ワールド2.0/2.5」

・あとは一般的なモラルを守って作成しましょう。詳しくはガイドラインの禁止事項を参照してね。

……といったところ。

無料でリリースする分には
概ね問題なさそうですね。

一方で有料で提供する場合
しっかり許可も得られますが

上記に加えて守るべきルール
も幾つかあります。

・紙媒体・グッズ類の場合、「製造数×頒布価格」が20万円(税込み)未満になる場合は無料。それを越えたら有料で、別途スモールパブリッシャーリミテッドライセンス(以下SPLL)の登録してね。16500円(税込み)だけど、70万をこえたら更にライセンス契約を結んでね。

・同様に有料で電子出版物を作成する場合、SPLLに登録してね。費用は大体売り上げの10%程度。

・定額料金で一定期間のサービスを受けられるサービス(いわゆるサブスクリプションサービス)は、1年間の購読料の合計が20万円(税込み)の場合無料、それ越えたらSPLL登録が必要だよ。16500円(税込み)だけど、70万こえたら別途ライセンス契約を結んでね。

という感じです。

売り上げは著作者に還元されるし
私たちも安心して
二次制作ができるので好感触!

ガイドラインのサイトでは
二次創作を許諾している
具体的な製品が
リスト化されていますし、

許諾済みの作品やサークル
頒布形態も確認可能です。


ガイドラインの二次創作管理製品名リストより。クトゥルフやソードワールド、ダブルクロスも勿論あるよ!

もし
あなたが実際に
やってみたいな~と思ったら

二次創作活動のガイドラインを
一読することを
強くおススメします!

http://www.arclight.co.jp/trpg-rights/

少し難しいけど
ゲキムズってわけでもないので
頑張ってチャレンジ!(´∀`)b

分からない点があれば
直接連絡して聞くことも
可能みたいです。

D&Dは
少しややこしい(;´∀`)

一方
TRPGといえば

ダンジョンズ&ドラゴンズ(以下D&D)
を思い浮かべる
TRPGファンも
多いのではないでしょうか。

2023年現在では版元が
ウィザーズ・オブ・ザ・コーストになっていて

こちらも二次創作の
ガイドラインが
設けられております。

ありがたい……

ガイドラインURL(ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシー)
https://company.wizards.com/ja/legal/fancontentpolicy

ちなみにウィザーズ・オブ・ザ・コーストは長いのでWotCと略されることもあります。


上サイトのスクリーンショット

無料で行う分には
TRPG二次創作活動ガイドラインと
ほぼ同じですが

版元が
アメリカだけあって

裁判や権利主張などは
日本企業とは異なり
しっかり行ってきそうで
少し怖いというのが
正直なところ。

例えば週刊ジャンプで連載していた
「BASTARD!! -暗黒の破壊神」
というファンタジーマンガで

うっかりD&Dのモンスターである
「ビホルダー」を出して
大変な騒ぎになった
事件がありました。

罰金などは不明ですが
単行本で絵は修正され
名前は鈴木土下座ェ門に……つД`)

知らなかったじゃ
済まされないケースとして
今でも良い(?)
例になっています。

バスタード!2巻より鈴木土下座ェ門

なのでD&Dの二次創作を
有料で行う際は

よりしっかりと
ガイドラインの確認が
必要になってきます。

ちなみに【D&D】と表記して
【販売】することは
基本的にNGです。

またWotC社は
ここまで使っていいよ
という範囲を
Open Gameing License
(略してOGL)
Systems Reference Document
(略してSRD)
として提示してくれています。

この辺
書いていくと長くなるので
後日、別記事で紹介しようと
思います。

その他のメーカーや作品は
どうしたらいいのかな?

その他の出版社に関しては
二次創作のガイドラインが
明確化されていないため

多くの漫画同人誌と同じく
黒寄りのグレー
といったところです。


前述した黙認というやつですね……。

やる、やらないは
自己責任になってきますが

権利元から連絡が来た場合
速やかに対応しましょう!

無茶なことをしない限りは
大ごとにはならないと
思われます。

WotC社の
ファンコンテンツ・ポリシーから
引用させて頂くなら……

私たちを法廷に引っ張り出さないように! 私たちの弁護士らはすでに充分忙しいのです。

どこの会社も
これに尽きるんじゃないでしょうか。

二次創作によって
権利を侵害されたり
悪いイメージを与えてしまう
ものでなければ

基本的に業界の活性になるし
二次創作は
多彩なニーズに応えられる
コンテンツになり得る。

また
多くの人に
作品を触れる機会を
提供していることにもなる。

そうすると
権利元にとっても
良いことですしね!


まさにwin-win!

意図せず
ルールを破ってしまうことも
あるかもしれませんが

理解しようとする努力は
続けていこうと思います

ルールを尊重して
安全安心な二次創作を!

もしあなたも
二次創作や権利に
興味をもってくれたなら

まずは
TRPG二次創作活動ガイドラインを
読んでみることをお勧めしますよ。

全部わからなくても
理解しようとする姿勢が
きっと将来の
安全安心に繋がります!

http://www.arclight.co.jp/trpg-rights/
まずは読んでみよう!

ここまで読んで下さってありがとう。

次回はD&Dの二次創作について
もっと掘り下げていきます!(・ω・)ノシ

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