お手軽にできるサイコロゲームといえば
丁半!
別名、丁半博打!
あれです。
江戸時代に庶民の間で流行した
サイコロ振って
奇数か偶数か
当てるやつです。
説明、以上ッ( ゚Д゚)
・・・なのですが
当時の本格的な
手順って
どんなのかな~と思って
調べてみました。
edeaより画像お借りしました。太秦の江戸酒場で行われている丁半博打の様子
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用意する道具や
丁半の基本ルール
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まず
用意する道具は
サイコロ2つと壺
(ザルと呼ばれることも)
どちらに賭けるか使うコマ札
盆蓙(ぼんござ)
盆茣蓙とも書きます。
このセットは
綿布団の四隅に
鋲を差して固定した
盆台
白い布の部分です
その上に
60×360cm程度の
金巾(いい感じの布)
などで作った盆切れ
で構成されています。
これを盆ござと呼んでいる場合もありましたが、定かではありません…。
見た目的には盆ござなんですが…(´・ω・`)
そして運営側は
審判員兼進行係の
中盆
どちらか。
中盆に従ってサイコロを振る
ツボ振リ
あとは客が周りに
座ればOKです。
主催者的な立場の人もいて
呼び方は徒弟制度なので
三下(さんした)、出方(でかた)
代貸(だいがし)、貸元(かしもと)
など色々あります。
(貸元が一番えらい人になります)
ゲームの流れは
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予めお客さんにコマ札を配ります
横浜カジノ教室さまよりコマ札
コマ札=お金!
時代によっては現金が使われていました。
場によって
駒札1枚当たり幾らか変わってきますので
予めみんなで確認しましょう。
好きなだけコマ札を貰ったら
お客さんは着席します。
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中盆がツボ振りに開始の合図を出します
画像は邦画「女賭場荒し」より
中盆さんが「ハイ、ツボ」
って言うみたいです
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ツボ振りは壺に
サイコロを2つ入れて
盆茣蓙の上に伏せます
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でもってツボを伏せたまま
手前と奥にツボを動かします。
これで中のサイコロの目は
誰にも分らない!
5==============
賽の目は決まったので
丁か半かを賭けます。
ツボ振りの手前に置けば丁
向こう側に置けば半に
賭けたことになります。
6==============
中盆は丁半均等になるように
アピールします
丁ないか。半ないか。みたいなシーンを
テレビや映画等で見たことあるでしょうか。
後の配当を考えたら
中盆さんの腕の見せ所ポイントですね。
ちなみに賭けが偏ってる場合は
中盆さんが補完することも…。(カワイソウ…)
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丁と半がいい感じに出そろったら勝負!
ツボを開けて結果を確認します。
コマがそろいました。
勝負!ってやつですね。
偶数が丁
奇数が半になります。
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配当処理いろいろ。
まず5分(5%)を
主催者の収入として配当し
結果が1,2か2,6の場合は
1割(10%)が更に子分の配当に
残りを勝者に分配します。
6の均等になるよう
アピールが効いてくる部分ですね。
計算が合わない場合は
ここも中盆さんが補完したのかな…。
で、続ける場合は2へ。
以上がゲームの流れです!
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おうちで楽しむなら
こんなルールでどうでしょう?
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ただ、上記のように
本格的な道具やルールだと
敷居が高くなりがちです。
せっかく気軽に
楽しめるゲームなのに!(´;ω;`)
そこで家庭であそぶ場合は
こんな風にしたらどうだろう?
というアイデアを
いくつか挙げてみますね。
1:盆蓙(ぼんござ)は
普通の机でもいいじゃない。
それっぽい布や布団で
盆蓙っぽいものはできそうなので
チャレンジしてみたいところですが
気軽に楽しむなら
机でもOK!
何なら地べたでもOK!
ついでに壺の代用品も
なんでもいいと思います。
2:コマ札の代替品は
100均あたりでオモチャのお金や
チップを入手!
いい感じの木切れがあれば
そちらを使うのも面白そうですね。
100均だけでなく
ホームセンターでも探せそうです。
3:配当も専用の
支払い木札(チップ)を用意!
誰のものでもない
木札の山を用意しておいて
買ったらそこから木札をもらい
負けたら木札をこちらに渡す制度です。
人生ゲームの銀行みたいなものですね。
ガチルールだと配当処理が難しいので
こちらで試すのもよさそうです。
後は最大賭け札を設定したり
賭けは丁半均等に
分かれるように気を付ければ
そこそこ遊べそうかと。
以上!
サイコロだけあれば遊べるものの
それっぽい道具をそろえると
また違った楽しみ方もできる丁半。
あなたも、あそんでみませんか。
めも(・ω・)==========
丁半は気軽に楽しめるゲームだけど
雰囲気を味わうゲームとしても秀逸!